利回りシールド

「利回りシールド」とは何か?分かりやすく解説している関連記事をまとめています。このブログでは、FIREを目指す方が「利回りシールド」について学べるコンテンツを提供しています。これから投資を始める初心者の方向けにも、学校では教えてくれなかった投資とお金に関する情報を分かりやすくお届けします。

現金クッションと利回りシールド

FIRE達成後に4%ルールに従って資産を取り崩していく際に、運悪く株価の暴落が起きてしまうと資産元本が大きく目減りしてしまい、資産が底をついてしまう失敗リスクがあります。こうしたリタイア後の資産枯渇リスクを軽減するために考案されたのが「現金クッション」「利回りシールド」です。

現金クッション

現金クッションとは、その名の通り現金をクッション代わりに用意して、株価暴落時に投資資産を売却しなくても良いように備えておくことです。

現金クッション

現金クッション=(年間支出−年間利回り)×株価暴落の年数

※年間利回り=ポートフォリオ全体の年間利回り

※株価暴落の年数=世界恐慌の時で立ち直りに5年かかっており、過去の各暴落時の立ち直り年数の中央値は2年。(5年としておけば最大リスクに備えることになる)

年間支出が400万円、資産額が1億円、ポートフォリオ全体の年間利回りが2.5%だとすると、現金クッションに用意する金額は以下のような式で求められます。

現金クッション=(400万円−1億円×2.5%)×5年=750万円

利回りシールド

利回りシールドとは、資産を一時的に高利回りの資産に置き換える事で、現金クッションとセットでリタイア時の株価暴落に備える技です。

一般的なインデックスファンドの投資利回りは2-3%程度とされています。自身のポートフォリオを見直して、類似の高利回り資産に置き換えることで全体的な運用利回りを一時的に上げます。

例えば先程の例で利回りが2.5%だったところ、3.5%まで上げることができれば、現金クッションの計算式は次のようになります。

現金クッション=(400万円−1億円×3.5%)×5年=250万円

これで追加で用意しなければならない現金クッションの金額を少なくする事ができます。お気づきと思いますが、利回りを4%まで上げる事ができれば、

現金クッション=(400万円−1億円×4%)×5年=0円

となり、上がった利回りによる配当・利子だけで生活ができる状態となります。

もちろんポートフォリオ全体を高利回り商品に置き換えることで、資産全体のボラティリティが高くなってしまい、リスクが上がってしまうため、リタイア中の株価低迷期にだけ一時的に行うものとしています。

高利回りの資産の例としては、

  • 優先株ETF
  • REIT ETF(不動産投資信託)
  • 社債ETF(投資適格の銘柄に絞る)
  • 高配当ETF

などが挙げられます。

利回りシールドに関連する詳しい内容については以下の記事もご参照ください。